食事でエネルギーを消費しやすくし、ダイエットに成功する方法

 

ダイエットを決意する場合、人によっては「軽い運動を続けて痩せていこう」と考えます。実際に体を引き締められるようになるまで運動を続けられる人であれば、この方法は確かに有効です。

 

ただ人によっては、日々のスケジュールや運動に対するモチベーションの低下などにより、運動に多くの時間を割けないケースがあるかもしれません。

 

そのような場合であれば、「運動を続けて痩せること」に意識を向けるよりも、「何もしなくてもエネルギーを消費しやすい体を作ること」に注目してダイエットに取り組むことをおすすめします。

 

そこで、運動をせずにダイエットを成功させるために、「エネルギーの消費が起こりやすい身体を作る場合」の考え方について解説していきます。

 

人間の体における3つの「代謝」について理解する

 

人の体では、以下の3つの代謝が行われており、これによってエネルギーが消費されます。

 

1.基礎代謝
2.活動代謝
3.食事代謝

 

ここからは、それぞれの項目ごとに分けて説明していきます。

 

1.基礎代謝

 

基礎代謝とは、「脳や心臓などの臓器を動かして生命を維持するために、日々使われているエネルギー」のことを指します。

 

そして、脳や心臓などの臓器は、私たちが意識しなくても自動的に動いています。このことから、基礎代謝は「私たちが生きているだけで勝手に消費されるエネルギー」でもあります。

 

2.活動代謝

 

活動代謝とは、「日常生活において、身体を動かすときに消費されるエネルギー」のことを指します。例えば、家や職場などで立ったり歩いたりしたときや、ランニングや腕立て伏せなどの運動をしたときに消費されるエネルギーが、活動代謝に含まれます。

 

3.食事代謝

 

食事代謝とは、日常生活などで「食事を摂ったときに、食べたものの分解や消化、吸収を行うために消費されるエネルギー」のことを指します。分かりやすくいえば、「食事を行うことで消費するエネルギー」となります。

 

例えば、食事で摂った食べ物が胃や腸に入ったときに、胃腸が食べ物を下側に送り出すために行う運動(ぜん動運動)が起こるときに消費されるエネルギーが、食事代謝にあてはまります。

 

これら3つの代謝における全体の割合は、それぞれ以下のようになっています。

 

1.基礎代謝:70%
2.活動代謝:20%
3.食事代謝:10%

 

このように、私たち人間におけるエネルギー消費の場合、そのほとんどが「基礎代謝」になっています。ここからは、基礎代謝の内容について、さらに掘り下げて説明していきます。

 

基礎代謝の詳細

 

基礎代謝にあてはまるエネルギー消費の全体の割合は、以下のような形になっています。

 

・内臓:38%
・筋肉:22%
・脳:20%
・脂肪:4%
・その他:16%

 

このように、基礎代謝にあてはまるエネルギー消費の中では、「内臓でのエネルギー消費」が最も多いです。

 

そして、内臓でのエネルギー消費は、生活習慣の改善などによって、意図的に増やすことができます。より具体的にいうと、生活改善を行って、内臓の機能を正常な状態にし、内臓を活発に動けるようにするのが効果的です。

 

内臓が活発に働くようにしたい場合、ビタミンやミネラル、食物繊維をできるだけ体内に摂り入れるようにすることが重要です。食品でいえば、野菜類や海藻類、キノコ類などに、ビタミン・ミネラル・食物繊維が含まれています。

 

これらの栄養素を摂り入れることで、基礎代謝が上がって痩せやすい身体になることができます。そのため、ダイエットを成功させたい場合には、ぜひビタミン・ミネラル・食物繊維を積極的に摂るようにしてみてください。